2009年12月20日

フエの高校:先生の日パート2

11月20日はベトナムの「先生の日」でした。

高校の教科書の読解によると日付は違えど、多くの国で行われているそうです。



去年は、2つの中学校の式典に参加し、

教員による美人コンテストに驚かされました乙女座げっそり乙女座



フエの中学校:先生の日

http://3bon.seesaa.net/article/110547737.html


今年は、中高5つの学校で巡回指導を行っているので

何度も式典に参加しましたが、強く印象に残っているシーンがあります。







雨の金曜日、川沿いの歴史ある進学校でのことでした。



大きなホールに教員と来賓は前に、生徒達は後ろに並んで座っています。

生徒の歌や踊り、花の贈呈。来賓の挨拶、花の贈呈。が繰り返されていました。



白髪まじりの眼鏡の男性が壇上に上り、白い紙を取り出しました。

同窓生代表だそうです。

その方は挨拶の代わりに歌を用意したと言って、静かに歌いだしました。

目を伏せ眉を寄せ、うんうん頷きながら朗々と歌っています。



ベトナム語の意味はさっぱり分からなかったのですが、

一つの単語を何度も何度も口にしていたので、耳に残り

この言葉は何かと同僚のT先生に聞いたところ「歌」だと教えてくれました。





大まかですが、それはこんな内容の歌詞だそうです。





♪負傷した兵士が故郷に戻り、教師になった

 子ども達に様々なことを歌で教えている

 友情の歌、恋愛の歌、

 出会いの歌、別れの歌

 喜びの歌、悲しみの歌、

 戦争の歌、平和の歌





歌い終わると、ぼそぼそと短く何かを話し、壇上から降りていきました。





私が生まれた1976年にサイゴンがホーチミン市に変わったので

50代と思しきその方は、戦中ちょうど中高生だったのではないかと思われます。

当時フエは南ベトナムの一部で、前線にごく近い街でした。



どのような意図でこの歌を歌ったのでしょうか。



あの時代を忘れるな!という想いかもしれませんし、

平和な現代を静かに讃えたかったのかもしれません。



利己的な教員に対しての警鐘と捉えることもできますし、

生徒に勉強よりも大切なことがあると言いたかったとも取れます。



あるいは生徒に対して真面目に勉強しろ、訴えているのかも。

(その方は、その学校の物理教師だったそうです)









、、、翌日、土曜日の授業。T先生と2人で教室へ行くと、

高校生たちが花やらネクタイをプレゼントしてくれました。

そして、とても大きな絵を見せてくれました。



IMG_1602.jpg

おぉー、すごーい 大きいですねー ありがとー!泣き顔 

(、、、ん? で、なんで2人で綱引してんのだろ?)



綱には各生徒からの手紙が下がっているのですが

、、、よく見ると、殆どベトナム語だ!

くぅー日本語なら何より嬉しいプレゼンになのにー泣き顔



IMG_1603a.jpg


似顔絵、似てますかねー?


IMG_1604a.jpg
T先生
posted by サンボン at 00:10| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
似てるよぉ〜雰囲気捉えてるね〜

あんまり式典とか代表の挨拶で
歌を歌う人はいないから、
新鮮だね。よくあるのかなぁベトナムでは。
Posted by 妹 at 2009年12月21日 17:49
あんまり歌ってるのみたことないなー

似顔絵、ミクシィの方では太った疑惑が…
年末年始はお客さんラッシュ!

フエ案内レベルが上がりつつある
Posted by サンボン at 2009年12月26日 13:41
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